まつけつの仮釈中日記

おまつの仮釈中日記

大麻の密輸で懲役6年半務めた僕の回顧録的なブログ

犯罪者が実践する信用回復メソッド

21歳で大麻を密輸し、懲役6年半の実刑判決をくらい、

5年以上も受刑生活を過ごした俺の信用について考えてみたい。

 

一言で言おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信用なんて、ない。

法を犯して罰を受けたという過去により、社会的な信用は地の底にまで落ちたし、

家族や友人の俺個人に対する信用も失ってしまった。

 

どんなに破天荒に生きようとも、一線を越えてしまうのとしまわないのとでは大きな違いがある。

 

一線を越えてしまった俺は、周りから見るとやはり注意や差別の対象となってしまう。

 

そこはもう仕方がない。

だって一回やっちゃってんだもん。

 

なので俺は、

 

 

犯罪者は、他者から疑われる存在である。

 

 

ということをしっかりと認識しなければならない。

ここを否定して生きるのはただの自己正当化に過ぎず、これこそまさに犯罪者が犯罪を犯す時の心理状態なので許してはいけないとこ。

もう罪は償ったんだし・・・などと言って甘えてはいけない部分。

 

これを大前提として、では、そのような人間はどう生きればよいのか?

もう元には戻れないのだろうか?

ただただ自分にとって不利益な事実を受け入れて、粛々と生きていくしかないのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいやいや、簡単です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰よりも真面目に生きていけばいいんですよ。

誰よりも素直に生きていけばいいんですよ。

どんな時でも周りの人への感謝を忘れず、それを言葉にしていけばいいんですよ。

そんでもって、何か努力をして、周りが納得するような結果を残せばいいんですよ。

 

そして最も重要なのが、

 

 

 

 

 

自分のことを大切にしてくれてる人を裏切んな。

 

 

 

 

 

ってこと。

信用が地の底にまで落ちた人間に手を差し伸べてくれる人間を大切にできないんじゃあ、失った信用なんていつまでたっても取り戻せない。

 

何かあった時にいの一番に疑われるのは俺。

そんな時に俺を助けてくれるのは周りの人たちでしかない。

 

俺の信用が俺を救う、なんて自分本位な言い方はしたくないけど、俺のことを少しでも信用してくれてる人を大切にすることで、自分が救われるっていうならそれは納得できる。

 

 

 

 

だから、どんな理由であれ周りからの信用を失ってしまった人っていうのは、

誰よりも誠実に生きていくべき。

人を裏切らない、真面目で素直な人間であるべき。

狡猾さなんて捨てて、愚直に生きていくべき。

 

そうして初めて、失った信用を徐々に取り戻し、やがてはプラマイゼロの所まで到達できるんじゃないのかな。

 

 

 

さて、今の俺はどうだろう?

俺に手を差し伸べてくれている人たちを大切にできているだろうか。

失った信用を少しでも取り戻すことができているのだろうか。

 

 

 

何かひっかかったのなら即行動。

軌道修正していきます。

 

 

 

ね(川≦ °  )