刑務所コンテンツの需要と未来
服役経験者が語る刑務所のあれやこれや、というのが本ブログのメインなんだけど、コンテンツ自体に需要はある。
なんでかって、毎年何万人もの人たちが刑務所に入所するんだから、受刑者、出所者、またその関係者からの需要というのは一定数担保されている。
じゃあこのブログに需要があるのかっていうとそれとこれとは別問題なので、こいつ勘違いしてるなとは思わないでほしいんだけども(笑)
それで、じゃあその需要があるコンテンツは、何を基に作り上げられているのかっていうと、それは僕自身の経験なわけ。
逮捕されてから仮出所するまでの約6年の経験から、記憶を辿ってコンテンツを作成している。
こんな個人のマイナーブログを見てもらおうと思うのであれば、専門性を持たせてある分野に特化したものにする必要があるわけだけど、過去の経験に依存した専門性なんて特化させられない。
つまり、このコンテンツは、進歩しないコンテンツってわけ。
なので僕は、服役経験者という過去の経験を基にしている以上、二度三度と服役しなければ進歩させることができない、未来のないコンテンツでブログを運営してることになる。
そしてもちろん、僕はもう二度と刑務所になんて行くつもりはない。
ということであれば、刑務所コンテンツは一人の力では発展させられず、未来がないので限界が来たら終わるより他ない。
なので、どこかのタイミングで全く違う方向にブログの舵を切っていかないといけないんだけど、、、いつか僕が元受刑者だってことも忘れ去られるくらい、違うフィールドでの専門性を発揮していきたいというのが本当のところ。
ま、何が言いたいかって言うと、
過去の経験や事実に頼ったコンテンツに未来はないよってことです。
過去の栄光ばっか語る人に未来がないってのもこの話を参考にするとわかりやすいはず(笑)
その栄光あと2、3回掴んでからまた話してくれよと。もしくは違う栄光掴みにいってる今の話をしてくれよと。
ブログも人間も、昔の話をいつまでもいつまでもしているようじゃダメだってこと。つまんない。
せっかく今を生きてるんだから、今、面白いことをして、それをリアルタイムで話した方が話してる方も聞いてる方も100倍楽しいよね!
とは言いつつも、僕はまだしばらく刑務所コンテンツを続ける気満々なので(笑)
よろしくです。
ね(川≦ ° )