刑務所に入っていたことを忘れてしまう恐怖について
ブログを書くのなら、これから記事を積み上げていくのなら、明確にしておきたいことがある。
それは、
このブログの専門性はなんなのか
ということ。
ただの一般人が日常をつづったところで、なんの発信力もない。
数多あるブログの中に埋没するだけである。
そこで必要となってくるのが専門性なんだけど、専門性をどう使うのかってのはその人次第で、、、
①専門的な内容をつづることで価値を創出する。
②専門的な立場から物事を分析することで価値を創出する。
③専門的なことに取り組む過程をつづることで価値を創出する。
ざっとこんなとこだと思うけど、じゃあ俺にできる専門的な価値の創出方法は何?と考えてみると、どうも①のような気がしてる。
資格もなけりゃ就職経験もほぼないし、専門的なことを学んだ経験も特にない。
ただ、俺は28歳にして6年近く刑務所に居た。
この経験を活かすことなら、今の俺にでもできる。
つまり、ブログに刑務所での経験をつづっていくことで、読者に、世間に、塀の中の世界を少しでも知ってもらうことができるのではないかと思うわけである。
というのは建前で、本音は俺自身のただの備忘録。
あの社会の底辺での、地獄のような日々を忘れたくない。
出所10ヶ月目にして既に忘れ始めている自分に気がついているから・・・
正直怖い。
あんなに辛かったことを、もう忘れようとしているのか、俺!?
ということなので、これからちょくちょくブログにあの地獄のような日々の一部始終を書き留めていこうと思います。
ね(川≦ ° )